リビングルームの一角
勾配天井と水平天井、3つの壁面。
それぞれの境界線が一点に収束。
仕上げ材は米松と漆喰のシンプルな色調ですが、光りのあたり具合で微妙に濃淡が変化します。
よく見ると陰のラインも加わっています。
かなりマニアックですが私にとってはかなり気に入っている部分。
実はこれ、建て主である私達夫婦は意識していませんでした。
設計していただいた池下成次建築設計室 池下さんの仕込み技。
正攻派の池下さんらしからぬ設計。(偉そうなこと言ってすみません)
天井と壁との接続部には細いスリットを設けて壁と天井が触れない納まり。
板の厚さ、漆喰の厚さを最初から計算してここへ到達する。
ときどきじっと眺めてはひとりうなずいています。]]>