気分は英国紳士
微妙に腰のキレの悪さを感じるものの、おおむねOK。
なにがOKなのか良くわかりませんがイメージ的には完璧。
僅か5、6回の素振りで練習終了。すでに汗だくです。
JR内野カントリークラブ。
当日は天気予報通りの荒天。
しかしゴルフはサッカーやラグビーとならぶ英国発祥のスポーツ。
真のプレーヤーたるもの雨や風を受け入れて立ち向かわなければなりません。
悪条件であればあるほど私の中の妙な闘争心に火がつきます。
過去を振り返れば、土砂降りの雨の中でのみ優勝経験2回。
他のプレーヤーが風雨に萎えば萎えるほどパワーが湧いてきます(笑)
結果は、out47-in57。
28人中13位。
昼食で大盛りカレーを食べてしまい、
満腹状態での後半スコアは初心者並みですが、
一年ぶりにしては上出来\(^o^)/
雨のおかげです。
ナゼか310ヤードも飛んでドラコン賞も獲得。
風のおかげです。
ゴルフ発祥の地イギリスのプレーヤー精神に則ることができてよかった。
でも、私の反骨精神などまだまだ。
ロンドン近郊にあるリッチモンドゴルフクラブでの実話。
1940年、第二次世界大戦の真っ只中、ドイツ軍の爆弾がとうとうこのゴルフクラブにも落ちました。
そのとき採用された「爆撃の際の暫定ルール」というオプションルール。
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1. 芝刈り機の破損を防ぐため、爆弾や榴弾の破片の回収をお願いします。
2. 競技中の銃撃・爆撃の際、プレイヤーはプレー中断のペナルティなしで隠れることができます。
3. 遅延作動式の爆弾の落下した場所は赤旗でマークされます。安全と考えられる距離に立てられますが保証はありません。
4. フェアウェイやバンカーに落ちている破片がボールからワンクラブ以内の距離にある場合、それをペナルティなしで取り除くことができます。その際ボールが動いてしまってもペナルティはありません。
5. 敵の攻撃によりボールが動いてしまったり、紛失・破壊されてしまったときはペナルティなしでドロップできます。
6. 爆撃によるクレーターにボールが落ちた場合、ボールとホールを結んだ直線の、ホールより遠い側にドロップできます。
7. ショットと同時に爆弾が破裂しショットが邪魔された場合、同じ場所から1打ペナルティを加算してショットできます。
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日本なら即日営業を見合わせてクローズするところでしょうが、
そこは英国人紳士。
ユーモアのセンスと反骨精神が違います。
7.のルールで「一打を加算する」ところが特に素敵だと思います。
真横に爆弾が落ちても、「ドイツ軍の空襲?知らんね」と言わんばかりの堂々たる所作。
実にクールです。
このゴルフクラブは設立から120年以上たった現在も運営されています。]]>