C.S.R.>0.4
製造メーカーから取り寄せた床タイル滑り試験報告書。
なにやら難しい。
「CSR値」という名の滑り抵抗値。
乾いた時 一般タイル 0.66 スロープ用タイル 0.66
濡れたとき 一般タイル 0.52 スロープ用タイル 0.61
なるほど、濡れたときにのみ差が出る。
で、これは「どれぐらい」安全か。
CSR値=0.4 以上が安全と言える基準のようです。
ということは平坦ならどれもすべて安全。
スロープ部分の場合はどうなるか。
CSR−sinθ=0.4 以上。
仮に1メートルで10センチ上るスロープの場合。
θ=5.71
(計算はこちらのサイトを利用しました→コチラ)
sin(5.71)=0.1
計算すると濡れたスロープの場合
一般タイル 0.42 スロープ用タイル 0.51
なるほど、スロープタイルは余裕で安全。
一般タイルではぎりぎりセーフということになります。
なら結局どのタイルを張ったらいいの?
説得力があるようで、ない。
わかったような、わからないような。
結局、簡単なことを難しく言っただけのこと。
あしたは打合せ。
院長先生、納得してくれるでしょうか。]]>