もう一つのアラジン
アラジンのファンヒーター。
5年前から使っています。
新しい家に引っ越してからは家自体の断熱性能が良いのか、 エアコン1台だけで事足り、使う頻度は減ってしまいました。
でもこれ、エアコンには無い暖かさと雰囲気があります。
だからたまに点火。
その上、見た目が良い。
ありがちな安っぽいメッキ部分がありません。
操作スイッチやインジケータ類もシンプルで控えめ。
なぜこういうデザインのものが少ないのか、よく不思議に思います。
自分たちの感覚が少数派なのでしょうか。
ほとんどの家電や自動車、 どう見てもジャラジャラと偽物の貴金属を身につけている風に見える。
曲線デザインとクロームメッキが常套手段ですが、 豪華そうに見せようとしている事自体がチープなのに。
機械も人間も同じですね(^_-) このストーブに無駄な装飾はありません。
でも造りはきちんとしているし、機能的にもフル装備。
消火直後もほぼ無臭だし、エコモードやタイマー、クリーニングモードも装備。
自動モードにしておけば設定温度に達すると内部がブルーになって「遠赤運転」に切り替わります。
温風は僅かしか出てきませんが手のひらをかざすと石油ストーブのような暖かさ。
そもそも、アラジンってどこの国のメーカー製なんだろうと調べました。
どうも「千石」という兵庫県の会社みたいです。
アラジンといえばパナソニックや日本エー・アイ・シーとかの名前しか表には出てきませんが、 製造元はれっきとした日本の老舗メーカーでした。
ニッポン製かぁ。
なんか嬉しいです。
きっと古き良き時代の made in japan なのでしょう。