仕事で母校へ
戸畑区にある九州工業大学。 今回は少し時間に余裕があったので打合せのあとなつかしい構内を散策しました。 昔のままの松並木。 シーンと静かな中に松の木の微かな薫りが漂っていて、これも昔のままでした。 たまに歩いている学生もこの上なく地味。 校風も変わっていないようです(笑) 私が通っていた校舎は今も健在でした。 ここに立つと感慨深いものがあります。 この建物の2階でよく朝まで実験をしたものです。 今はどうか知りませんが、当時は1学科40名という少数。 甘い救済措置などない試験やレポートの連続で留年者続出。 でも1年浪人して入学した私には留年など許されません。 4年生になると同級生の半分は先輩という訳のわからない状態でした。 辛かったなー。 就職が決まったあと、担当の教授に呼ばれて釘を刺されました。 「おまえ、就職が決まったからといって安易に卒業出来ると思うなよ」 もう完全に脅しです。 脅迫して学力を絞り出すという手法。 今でもたまに「単位が足りない、どうしよう」という夢を見ます(笑) およそ俗に言うバラ色の大学生活とはかけ離れた毎日でした。 奥に見える食堂や売店のある生協会館も昔のまま。 34年ぶりにここで缶コーヒーを1本買って飲みました。]]>