amstyle kitchen
長いこと建築の仕事をしていますが、正直知りませんでした。 妻から聞くまでは。 どこのキッチンにするかを検討するには実物を見て触ることが大切。 カタログやネットの情報だけでは決められません。 ショールームに行きました。 LIXIL、TOTO、キッチンハウス、TOYO Kitchen、amstyle kitchenの5社。 どこも良く出来ているキッチンですが、使うのは妻。 私は単なる子守りメインの付き添いです。 最終候補に残ったのは、キッチンハウスとamstyleの2社でした。 2度、3度ショールームに行って仕様と価格を煮詰めました。 そして最終的にamstyleに決定。 amstyle kitchenのショールームは東京と福岡の二カ所のみ。 私は価格に怯えていましたが、聞いてみるとキッチンハウスと同程度。 住宅ローンの月払い計算に金銭感覚が麻痺していた私はイケイケドンドン。 おかげさまでフルオーダーメイドのキッチンを手にしました。 しかしやっぱり量産品にはない造りの良さがあります。 丁寧に手作りした家具という印象です。 引き出しの材質、面材の塗装、コーナー部分の面取りなど。 エナメル塗膜の厚さは0.8mm〜1.0mmというスペック(詳細ページ) 見えないディテールに至るまで精巧に作られています。 少々乱暴に扱っても扉や引き出しの建て付けはビクともしません。 オーブンレンジと食洗機は、Miele社製。 この食洗機は十分な容量があるので極めて実用的。「使える」食洗機です。 洗浄容量12人分なので食器といっしょに鍋やフライパンまで洗います。 食器を洗って拭く時間。 少なめにみても1回10分を1日3回で30分。 1ヶ月で900分(15時間)、1年で180時間が開放されます。 その上、手で洗って布巾で拭くより清潔です。 大量の食器を高温の温水で強力に洗う性能はさすがですが、 ろくに機能も確認せずに「見た目」で決めた妻もさすがです(笑)。 知らなかったamstyle kitchen。 ものづくりに対する「真面目さ」に、業界人として襟を正される思いです。]]>