UFO
「食べるならひとくちとか嫌だ。それぞれ1個食べたい」と言いたい私。
でもウチには1個しか買い置きがないらしい。
渋々ふたりで1個のUFOを食べる事にしました。
まず私から箸をつけろと言う妻。
そう言いながら、一口食べる毎に妻の視線を感じます。
耐えきれず箸とUFOを明け渡します。
それでも最後の一口を私に残してくれる優しい妻。
ですが、私としてはやっぱり満足感が不十分。
とはいえもう夜中の12時半。
歯磨きをして寝ようという事になりました。
歯磨きも終わって、
さあ、寝ようか…とリビングの椅子から立ち上がった私。
再度、「なんか食い足らん」と言う思いがよぎります。
「俺、もしかしたら夜中に資さんに行くかもしれん」と、うわごとのように言うと、
「そらぁ、おいしかろうねー」とニヤつく妻。
止めてくれると思ったのに・・・
パジャマの上に部屋着を羽織って行きました。
夜中の1時にひとりで資さんへ。
妻からは「よかったねー。ゆっくり食べといでー」という携帯メール。
できた女房です。
ゴボウ天うどん。
私にとっては高級レストランのディナーよりこのうどんの方が確実に豪華。
麺をすすると全身が喜びで痺れます。
麻薬みたい。
くれぐれも良い子は真似しないようにお願いします。]]>