道草
この日は末っ子の昼寝と重なってしまい、急きょ私が途中まで迎えに行きました。 近づいてきたと思ったら、 遠ざかる。 3歩進んで2歩さがる。 なにやらうちの子がミミズをつまんで威張ってたとか… なるほど一番うしろにおるやん。 挙げ句の果てに違う方向から姿をあらわす長女。 やっと来たか。 出迎え場所から家まであと少し。 ところが、ちょっと歩いてはまたしゃがみこむ長女。 今度は歩道脇の雑草の花を摘みます。 私から「早く帰るぞ」とせかされてもやめる気配はなし。 何やらブツブツ独り言を言いながら花を摘む。 「おっと、これ綺麗〜」 「これ、ママの好きな色やん」 「わっ、臭っ!」 ママに花束のおみやげを作りながら下校している。 チョット教えられますね。 この心の余裕。 見習わないといけない。 その花を渡された妻は… ちゃんと小さな花瓶に活けて夕食のテーブルに飾っていました。 この花にも彼女たちの気持ちにも癒されます。]]>